食べる順番ダイエットで重要なのは水分をよくとること

■水分を取ってよく噛む

食べる順番を守っているだけで、全体的に量も減らせるようになっていくのが、食べる順番ダイエットのメリットです。
この考え方をよく捉え、もう少し合理的な方法に進めていくと、さらに効果を高められます。
食べる順番だけでさらに効果を高められるのですから、誰でも簡単にできるでしょう。
たとえば、よく噛むというのが大切です。
子供に諭すようなレベルの話のように見えて、実はダイエットに対して合理的な理由があります。

人間は食べ物を噛むという行為を繰り返していると、その分だけ脳にある満腹中枢が刺激されるのです。
満腹中枢が刺激されていくと、食べた量ではなく、おなかがいっぱいと感じていきます。
つまり、いっぱい食べたのだと錯覚を起こして行くのです。
一口に対して、最低30回ずつ噛むようにするだけで、この錯覚が始まってきます。
ダイエット食品などを食べなくても、これまで以上に満腹感を得られるようになる仕組みです。
たったこれだけなのですから、試してみる価値があるのは誰でもわかるでしょう。
噛む回数が増えていきますので、自然と食事の時間を掛けて行きます。
ゆっくりと食べることで、最初に食べた野菜から摂取した食物繊維が膨張する時間も稼げるのです。
この時間が最終的に炭水化物の摂取量を減らすポイントにつながります。
消化という面で見ても、ゆっくりと食べ物が入ってくるので、負担がかかりません。
早く食べてしまうというのは、健康という面でもデメリットがあるのです。

もうひとつ意識しなければいけないのが水分です。
食事の時に水分を取り竹取っているのかというのも大切ですし、1日全体の量を考えてみる必要もあります。
お味噌汁などの汁ものを食べるのは、日本人の感覚からすると炭水化物と一緒といったイメージもあるかもしれません。
しかし、食べる順番ダイエットの考え方では、真っ先に水分を取ります。
これがとても大事です。
野菜よりも先に水分を取っておけば、食物繊維の膨張を促進させることができます。
これによって、おなかが満たされてくるのです。
摂った水分だけでもお腹にたまるので、全体の食事量も減らせます。

食べる順番ダイエットの考え方は、外食のときも変わりません。
仕事などが忙しくて、食事はコンビニなどで済ませなければいけないときでも守っていきます。
野菜類がなかなか買えないという環境でも、先に野菜ジュースなどであれば購入できるでしょう。
これを飲んでから、メインとなる食事の炭水化物を最後に回します。
実はあまり難しいことではないのです。

水分を多くとるというのは、実は糖質の一つであるグリコーゲンと結びつきやすいという性質を利用しています。
糖質と水分が結びつき排出されてしまえば、脂肪に回る前に手を打てるのです。
そのため多くの水分が必要であり、男性では約3 L、 女性では2 L 程度は飲まなければいけません。

注意するべきなのは、これ以上の水分は取らないことです。
水の大量摂取は、水中毒を招きます。
必要な量は摂取しながらも、必要ではない量は摂取しない、これが大切です。
さらに一回の接種で大量に飲んではいけません。
これも同じように中毒を起こす原因となるからです。

食事先としてもっとも困るのは、ファストフードの扱いです。
簡単に食べられる食事という面ではメリットはありますが、一口ですべてまとまっているものが多く、食べる順番が決められません。
一口食べた瞬間に炭水化物もタンパク質も野菜も全て同時にとってしまうからです。
ハンバーガーを手にとって考えてみるとわかりやすいでしょう。
たった一口が食べる順番ダイエットお邪魔し、高カロリーの食事になるのです。
ダイエットしたいならファストフードは外さなければいけません。
好きな人もいるかもしれませんが、ダイエットのためには我慢が必要です。

食べる順番ダイエットには、順番が守れる環境が作れるのなら制限はほとんどありません。
最終的に食べる量も減らせていけるのですから、健康的な方法でゆっくりとダイエットしたいという人におすすめです。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。

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