食べたいと思う欲求
ダイエットにもいろいろな方法がありますが、どうしても食べたいと思う食欲が邪魔をするケースも少なくありません。
人間にとって食欲は大事な欲求であり、体を維持するためにも必要です。
しかし、ダイエットとなれば、できれば抑えなければいけません。
食欲に負けて食べ過ぎてしまえば、これまでの苦労が水の泡になるケースも出てくるからです。
問題は食べたい衝動に対してどのように対処するかです。
人間の脳の中での働きを考え、適切な対処をしていくのがダイエットとしても欠かせません。
この適切な対処とは何か自分で明確にしておくのがダイエットでは大切なのです。
幸せ物質のセロトニン
食欲の騒動は、脳の中に発生するセロトニンよって変化します。
このセロトニンは、幸福ホルモンとも呼ばれているのが特徴です。
人間の幸福感を左右するホルモンであり、体の中の栄養が偏ってしまうと脳が不安感を覚えるのもセロトニンの量が減少しているのが関わっています。
このセロトニンが増えるのが、実は甘いものを食べた時です。
何か不安を感じている時に甘いものを食べたくなるのは、ちゃんとした理由があります。
どうしても痩せたいと思い我慢しているのに、甘いものが食べたくなる衝動が出るのは、どこかで不安感を抱えているからです。
これがダイエットの障害となるのは間違いありません。
逆に捉えればこの状態をうまくコントロールすることで、甘いものを食べたい衝動を抑えられない。
ダイエットに重要なポイントとなるため、これを押さえておく必要があるでしょう。
チョコレート一粒口に入れる
甘いものを食べたくなった時には、大量に食べないことが重要です。
あまり食べずに我慢をしていると、精神的な不安感を助長し、衝動が余計に強くなります。
そこでほんの少しだけ食べられるようにする方法が有効です。
大量に食べてしまうと反動が強いため、高カカオのチョコレート一粒か二粒用意しておく方法があります。
口の中に入れるだけで幸せ感が広がってくるのは、これだけでセロトニンが分泌されているからです。
すぐに食べきってしまうのではなく、ゆっくりと口の中で溶かすようにしていくと、セロトニンの分泌を助けてくれます。
大量に食べなくても満足感が得られるようになり、欲求を抑制しやすくなるのです。
このような方法はこれまでも色々と使われてきました。
例えばクッキーを一枚だけ口の中でゆっくりと溶かしながら食べるというのも、脳の中で満足感を得るための方法です。
要点として、無理にダイエットを続けるのではなく、適度に満足感を得て、安心できる状況を作っていきます。
強引な方法は健康を害する可能性も高いため、うまくコントロールしてあげるのが大切です。
プロフィール
みなさん、こんにちは。
たまいです。
接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。