体脂肪率の把握とダイエットの方法

体脂肪率を把握してますか


自分の体脂肪率がどれぐらいなのか、しっかりと把握している人はそこまで多くありません。
ダイエットをしたいと思っていても見ているのは体重ばかり。
自分の体がどのように構成されているのかをあまり気にしている人がいないのです。
しかし、脂肪があること自体は否定的な考え方をもつでしょう。
だからこそもっとしっかりと体脂肪自体に目を向けて行かなければいけません。

一般的な女性の体脂肪率は、18歳から39歳までなら、標準で21から34%です。
この程度の体脂肪率が基本的な部分で、これ以上は太りすぎと考えていいでしょう。
正確にはもっと細かく分けられたりしますが、この範囲内に入っていればそこまで心配する必要はありません。
逆にダイエットをして21%をきるような体脂肪率にするのは危険と考えるべきです。
体脂肪率が少なくなれば痩せているように見えますが、健康的な体とは言えない状態となっています。

40代から50代にかけていては、22から35%です。
実は若い年代よりもほんの少しだけ値が上にずれています。
それでも大幅に差があるわけではないのです。

カロリーコントロールが重要な意味を持つ


ダイエットをする上では、カロリーコントロールが重要な意味を持ちます。
摂取カロリーを落として消費カロリーとのバランスをとることです。
これは体脂肪を効率的に落とすために考えられたものになります。

30代の女性で考えた場合、1日に必要なカロリーは1750カロリー程度です。
年代が上がれば上がるほど摂取カロリーは少なくてすみます。
問題はこれだけではありません。
体重や身長などをその時の体格によっても必要なカロリーは変わってくるからです。

この基本を押さえた上で、過剰な食事制限はするべきではありません。
摂取カロリーが少なくなると、体の中の筋肉量が減ります。
人間の体がカロリーを消費しているのは筋肉が動いているからであり、その量が減れば必然的に痩せにくい体になるのです。
これがリバウンドを繰り返す原因の一つでもありますが、栄養が不足することは、ダイエットにとってもいいことはありません。

体脂肪をコントロールする方法として考えられてきたものに食べる順番ダイエットもあります。
野菜を先に摂取し、炭水化物を最後に食べるといった考え方です。
これは血糖値の上昇を抑えつつ、内臓脂肪を蓄えにくい状態を作るために考えられました。
食物繊維の多いものを先に食べて満腹感を作り出すことをも食べる順番ダイエットでは重要な意味があるでしょう。
これも体脂肪のコントロールに役立っているのです。

基礎代謝の向上のため運動が必要


体脂肪率を下げるためには、何よりも基礎代謝を向上させる必要があります。
代謝が上がれば脂肪の消費量は必然的に上昇するからです。

そのためには運動することも必要です。
筋肉を維持するためにも運動を欠かすことができませんが、有酸素運動と無酸素運動をうまく使って体脂肪はコントロールできます。
体脂肪を燃焼させやすいのは有酸素運動の方ですが、体が温まらないと消費が進まないため、20分は連続して行う必要があるのです。

筋肉量のコントロールという面では無酸素運動を活用しなければいけません。
有酸素運動では筋肉量が増加していかないからです。
つまりどちらかの運動に偏っているだけでは体脂肪率を下げられません。
コントロールしようと思えば両方の運動を組み合わせていく必要があるのです。

その上で姿勢を正したり、睡眠をしっかりとることも考えていきましょう。
自分の生活がリズムよく進むようになれば、体脂肪率も必然的に変化してします。
こうした情報から自分の体がどのような状態なのかを理解しダイエットすることが大切なのです。
無理をして体重を減らすだけで考えているからこそ、ダイエットが成功しないと考えましょう。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。