冷え性はダイエットの天敵

ダイエットに重要なこととして、血の巡りがあります。
血行がいいか悪いかがダイエットにかかわることは、トレーニングとも関係がある大事なポイントです。

冷え性のひとは、痩せにくい体質であると考えることができます。
なにを根拠にと考える人は、血液の役割を考えてみましょう。
冷え性の人の定義は、実にあいまいです。
暖かい部屋でも自分の手足が冷たいと感じる人は、冷え性といえます。
こう言った定義になるので線引きが難しいですが、末端に血液がうまく流れていないことが冷え性に関連しやすいのです。

寒いところに行くと、身体が気温の変化から守ろうと、血管を委縮させて構えます。
血管が細くなるため、血液は流れにくくなるでしょう。
身体を温めるはずの血液が流れてこなくなるため、末端部分などが冷えていきます。
寒いところで指先が冷たくなって行くプロセスです。

血液は、栄養を運ぶ大事な役割を持っています。
それとともに、新陳代謝にも重要な体温の上昇も血液がおこなうのです。
血液は、筋肉の熱をもって各所を巡ります。
トレーニングなど身体を動かすと温まるのは、この仕組みがあるからです。

新陳代謝は、血液の流れと密接な関係があります。
血液はさまざまな栄養素と酸素を運び、二酸化炭素や老廃物を運び出していくことが大事な機能です。
冷え性の人は、この機能がうまく働きません。
はだあれもしやすく、内臓の働きも落ちます。
免疫力も落ちますし、筋肉の働きも下がってしまうでしょう。

冷えは、負のスパイラルを招きます
冷えて血液循環が悪くなり、さらに末端が冷えてしまうのです。
各所に血液が巡りにくくなり、基礎代謝も落ちていきます。
ダイエットとして考えても、エネルギーを運ぶ機能が落ちれば当然ですが痩せにくくなるでしょう。

ダイエットとはエネルギーの燃焼でもありますが、燃焼すれば熱が出ます。
ところが、そもそも熱を出していないから冷え性となるのです。
動いていなければ、熱など出しません。
多少動いたとしても、基礎代謝を回復するには至らないのですから、ダイエットのためのトレーニングをしなければいけないのです。

だからと言って、強烈なトレーニングの必要はありません。
冷え性でいきなり高い強度のトレーニングをしても、怪我をするだけだからです。
ゆっくりと、徐々に強度を上げるトレーニングが必要になるでしょう。
食べ物も、身体を温めていけるものを選ぶ必要が出てきます。
冷え性対策は、かなり時間をかけてやっていかなければいけない課題なのです。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。

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