スクワットとダイエット

■スクワットの方法とダイエットにつながる理由
ダイエットを目的として筋トレをするのであれば、なんといっても筋トレの代名詞となるのがスクワットです。
年齢が上がってくると、健康維持のためにスクワットを続けている人も増えてきます。

スクワットは、難しい筋トレではありません。
簡単にできる方法ですし、室内でも簡単にできるような場所も取らない方法です。
やり方は簡単で、足を肩幅程度に広げ、背筋を伸ばして身体を下げていきます。
テレビで見るようなものと何も変わりませんが、この時には呼吸をしながらゆっくりと体を沈めていくのが大切です。
息を止めながらスクワットをするのは、決して良いことではありません。
血圧も上がってしまうので、必ず呼吸をしながらやっていきましょう。

スクワットをする場合には、完全にしゃがみ込む必要はありません。
膝を曲げ切ってしまうと、立ち上がる時に関節にかかる負担が大きくなりすぎます。
健康のためにしているのにも関わらず、怪我をするような方法をとる必要はありません。

太ももが床と平行な位置まで腰を落としたら、そのまま2秒我慢します。
これがポイントです。
あとはゆっくりと息を吐きながら、元の体勢に戻していきましょう。
スクワットの基本はこれだけです。
難しそうに見えますが、ゆっくりと動かせば負担も少なくできるのです。

30回程度を連続して行うのがポイントで、これを1セットとします。
1セット終わったら、30秒ぐらいインターバルを取りましょう。
その間に息を整えて、もう1セット、スクワットをします。
全部で3セット程度になるとかなり効果が見えてきますが、苦しいと思ったらそこでストップしておくのがポイントです。
だんだんとできるようになっていきますので、ここで無理してはいけません。

スクワットは、はじめはあまりできないものです。
それが繰り返していくうちに、体も慣れてコツもつかんできますので、だんだんと量も増えていきます。
無理なくできるようにしていくのが、ダイエットの筋トレのコツになるのです。

なぜスクワットが大切なのかといえば、太もも周りの筋肉は体の中でも最大級の断面積を持っています。
つまり、ダイエットをするにあたって最も効率的な筋肉がついている場所なのです。
だからこそ、スクワットをして筋肉をつけておけば、痩せやすい体質を目指せるようになります。

世の中には、いろいろな筋トレがあり、毎日やっても構いませんが、筋肉が成長していくプロセスを邪魔しないのが大切です。
筋トレをすると、筋肉に負荷を掛けて組織が壊れていきます。
このダメージを回復するときに、それ以上の筋肉が必要となってくるため、成長していくのです。
このプロセスに必要となる時間が、だいたい48から72時間と言われています。

この時間の間にトレーニングをしても、負荷だけが増えて筋肉が減少する可能性もあるのです。
このリスクを避けるためにも同じ個所を避けトレーニングをするようなローテーションをかけて行けばいいでしょう。
スクワットだけでは飽きてしまいますので、他の筋トレも組み合わせながら体を作っていくのがダイエットには欠かせない方法なのです。

プロフィール

みなさん、こんにちは。
たまいです。

接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。

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