■体に脂肪が付く理由から考えてみよう
自分が太っていると感じる理由はいくつもあります。
それが感覚的なものなのか見ため的なものなのか、それとも医学的な見地なもののかによっても状態は違うでしょう。
その中で、客観的な事実として太っている状況とは、身体に必要がない状態の過剰な脂肪がついてしまった時をさしてます。
必要のない脂肪とは、見た目だけの問題ではなく、内臓に対する脂肪も同じです。
この脂肪は、人間の生命活動にとって、第二のエネルギーとして蓄えられます。
主たるエネルギーが乏しくなった時に脂肪が使われていくのです。
つまり、溜め込むばかりで使わずにいれば、人間の体にはどんどん蓄積され、脂肪で丸々としていきます。
海外でベッドから動かずにピザや清涼飲料水を摂取し続け、やがて動けなくなったような人の映像も見る機会があるでしょう。
使わない脂肪はどんどんと溜め込まれていくのです。
どこからこの脂肪がやってくるのかといえば、エネルギーとして使われる血液中の糖分がカギを握っています。
血液中の糖分は生命活動という意味でも大事な栄養ですが、使いきれずに余ったものは、脂肪に変換して蓄えてしまうのです。
なぜこのような面倒な仕組みができているのかといえば、人間の身体は自分で生命維持するように作られているからです。
これは本人の意思というよりも、生命体としての本能と考えたほうがわかりやすいでしょう。
もしも、食べるものがない状態になれば、血液中の糖分を分解して補給することもできなくなります。
体にとっては栄養が補給できない飢餓の状態になるのです。
このときに、生命維持に使われるのが、蓄えていた脂肪の役割となります。
つまり、第二のエネルギー源として、生命体として生き残るために蓄えているのです。
ダイエットとしてこの状態を判断すると、血液中の糖分である血糖値を減らすことができるのなら、脂肪にも分解できなくなり蓄えなくなると言えるでしょう
ここが重要です。
人間の体の血糖値をコントロールしているのが、インスリンと呼ばれているホルモンのひとつです。
糖尿病などに関連して名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
このインスリンは、血液中の中に使われずん残った糖分を脂肪に変換してくれる大事な役割を持っています。
大切なホルモンの一つになるわけですが、過剰に蓄えてしまえば、当然肥満に近づいていくのです。
血液としてみた場合に、血糖値が上昇すると、インスリンの分泌が活発化していきます。
これが体を守っている仕組みの一つなのです。
血液中の糖分は生命活動としてみた場合にも必要ではありますが、食事をした後などで上昇を緩やかにしてあげる必要が出てきます。
このように緩やかにできれば、インスリンの分泌を刺激しないて済むからです。
その部分だけ脂肪に変換される量が少なくなり、必然的にダイエットにつながります。
大事なこととして、脳が満腹感を感じていれば、生命維持問題がないと判断してくれます。
この状態であれば、身体は安全と判断するのです。
この仕組みもうまく利用していくと、満腹感を覚えてから炭水化物などを摂取するという流れが生まれてきます。
つまり、脂肪へ変換させない食べ方をおしてみようというのが、食べる順番ダイエットの基本です。
プロフィール
みなさん、こんにちは。
たまいです。
接骨院の院長をしながら、プロの格闘技家もしています。
かなり少ない女性の接骨院の院長として群馬県の館林市で活動しておりますが、学生時代はソフトボールの選手でした。
その経験を生かして、女性目線を含め、トレーニングに関する情報発信をしていこうと考えおります。
ほかにはない質の高いトレーニングや知識をご紹介していきますので、末永くよろしくお願いいたします。